ディオリッシモの体験記

 

ディオリッシモ」は、クリスチャン・ディオール自身がプロデュースした香水で、1956年発売のロングセラーです。

故ダイアナ妃、吉永小百合、いしだあゆみなど、多くに有名人に愛用されてきました。

 

私がこの香りに出会ったのは、大学に入ったばかりの頃でした。

すずらんを基調にした清楚で気品のあるな香りで、まさに「深窓のお嬢様の香り」という言葉がぴったりです。

 

その香りの美しさに魅せられ、長年使い続けてきました。

この香水は実は、使う人が年齢を重ねるにつれ、「幸せな奥様の香り」、「優しくて素敵なおばあ様の香り」という風に変わっていく、使う人の年齢を問わない香水でもあります。

そんなところも、他の香水にはない魅力だと思います。

 

香水を好む文化のない日本人でも、昔から受け入れられやすい香りだったようで、かつてはお見合の席でもOKな、数少ない香水のひとつだったという話を聞いたことがあります。

 

実は、この香水、使う人の年齢は問わないのですが、使う人の品格は厳しく問う香水でもあります。

くだけすぎた服装、品のない言動は、美しい香りを台無しにしてしまいます。

そういう意味では、カジュアルな服装が主流になってしまった今では、必ずしも使いやすい香水とはいえないのかもしれません。

 

ですが、もし、清純でかわいらしいのが持ち味の若い女性であれば、その魅力を最大限に引き出してくれる小道具として、ひとつ持っていても損はない香水であることは間違いありません。

 

ディオリッシモ

 

クリスチャンディオール自身の最後のプロデュース作品

上品な「すずらん」の香り

 

クリスチャンディオール ディオリッシモ